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人間は地球の磁気圏の外では生存できない

前から言ってますが、ことらの日記でも!TR3Bでも、ハウニブでは?

「人間は地球の磁気圏の外では生存できない」:ロシア科学アカデミーの科学者が、アメリカの過去の月探査ミッション、そして将来の火星ミッションの「すべてを不可能」と断定

https://indeep.jp/human-cannot-survive-outside-the-earth-magnetosphere/

20191120

これを述べているスヴォーロフ博士という科学者は、「マーズ 500 」という有人飛行の研究のトップにいた人です。

MARS 500プロジェクトの執行役員であり、ロシア科学アカデミー生物医学問題研究所長であるアレクサンダー・ウラジミロヴィッチ・スヴォーロフ博士は、インタビューで以下のように説明している。

 

地球の磁場は人体を安定させる

地球の磁場の外側の空間に滞在する際の低磁気の問題は、いまだに解決されていません。

地球の磁気圏から外に出て、変化した磁気条件へ人間が暴露したときに何が起きるかは予測不可能です。低磁場状態にあるという実際の経験に関するデータは、ヒトに関しては、いまだ得られていないのです。

しかし、人間が低い磁場の条件に曝露することにより、体内の「水」の特性が変化し、予測出来ないプロセスが発生する可能性があります。

宇宙飛行士の脳の温度を知ることは非常に重要です。脳は誰にとっても最も重要な器官ですが、実験で得られた驚くべき発見としては、たとえば、宇宙飛行士は地球から遠ざかるにつれて、訓練センターのインジケータと比較して内臓の温度が上昇するのです。

なぜ、内臓の温度が上昇するのかは、専門家たちもわかっていません。

ロシアの生物学者たちは、人間の低磁場条件での予備実験においてでさえ、すでに実験の被験者たちの精神的な混乱を記録していると述べています。

つまり、地球の磁場から人間が遠く離れると、脳に強い影響が加わるのです。

それなのに、アメリカのアポロ計画では、完全な地球の外側の宇宙空間で、6日間から 12日間の時間を過ごし、そして、月への飛行を 9回行い、うち 6回で月面に着陸したというのです。これは、私たちの実験で見られている傾向からは考えられないことです。

地球の磁気から遠く離れた宇宙空間では、人体に過剰な予期せぬプロセスが経験されるはずです。

ここから言えるのは、「月にアメリカ人たちは行っていない」ということです。

新しく得られている科学データは、地球の安定化した磁場の外側の空間では、宇宙飛行士たちの身体と精神的状態に大きな変化が起こることを示唆しており、月飛行は現実的ではないのです。

 

磁場が存在しない場合は、宇宙飛行士の精神に影響が加わる

地球の磁場が存在しない場所、たとえば月への飛行や、火星への惑星間飛行などの移動中の宇宙空間に長時間滞在することは、宇宙飛行士の精神障害につながる可能性があります。

これは、ロシアの科学者たちが実施した実験の結果によって証明されています。

トムスク州立大学の生物学および生物物理学研究所とロシア科学アカデミーの生物医学問題研究所の研究者たちは、特別な装置により、ラットを地球の磁場から隔離する一連の実験を行いました。

実験の結果は、動物たちは社会的行動能力を失い、記憶障害を経験し、内臓の変化も観察したことを示したのです。

実験を行った生物物理学研究所の科学者たちは、地球の磁場はすべての生物に影響を与えていると述べています。

さらに、生物圏の歴史において、磁場は変化し、ある時点でゼロになりました。それは地球の生物相にいくつかの大惨事をもたらしました、たとえば恐竜の絶滅は、ある時点で磁場の消失と正確に関係しているという仮定があります。

磁場の欠如が生物にどのように影響するかを調査するために、科学者たちは電磁システムが地球の磁場を補償する特別な装置を作り、その内部の磁場が通常よりも 700 - 1000 倍弱くなるようにしました。

12匹の白い雄ラットをこの「超低磁場の装置」に 25日間入れ、その後さらに 10日間、別の 12匹のラットを対照グループにしました。両方のグループは、24時間体制のビデオ監視下にありました。

この実験で最初に目を引いたのは、ラットたちは、この磁場が弱い装置の中で「常に戦っていた」ということです。攻撃し続け、怒りを示し続けたのです。

普通は、ラットたちの戦いというのは、階層(立場の序列)を確立する手段です。ですので、グループ内の序列が確立されると、すぐに戦いは停止するものです。

ところが、科学者たちによると、地球の磁場を奪われたラットたちは、階層の確立方法を「忘れ」、社会的スキルを失っていました。

さらに、記憶障害がラットで観察されました。実験の前に、それらはすべて特別な装置内に短時間置かれ、励起または阻害が優勢であったかどうかを判定しました。

さらに、実験ラットに生理学的変化が観察されました。

以前、日本の科学者たちが、磁場の欠如がイモリの発達にどのように影響するかを研究したことがあります。その結果は、子孫の目と顔が誤って形成され、「双頭の個体」が現れたことを示しました。

地球の磁場は 50マイクロテスラで、地球の他の惑星、たとえば火星や水星の磁場よりも数千倍強いのです。

それは、太陽から発せられる荷電粒子の強力な流れから地球の表面とその上のすべての生命を保護する強力な磁場です。

既存の有人宇宙船や国際宇宙ステーションは比較的低い高度で飛行しているため、地球上より磁場は低いとはいえ、その欠如率は比率として 20%未満です。

ところが、月への飛行や火星への飛行などの惑星間探査では、宇宙飛行士たちは、完全な磁場の欠如に直面するのです。

宇宙船が惑星間距離を飛行する場合は、そこには地球の磁場は存在せず、惑星間の磁場だけが存在します。これは「磁場の断片」が、太陽が放出するプラズマに凍結するという事実によるものです。惑星間磁場は地球よりも何千倍も何万倍も弱いものです。

ラットでの実験が示すように、磁場の欠如は生物の精神に強い影響を及ぼします。磁場がない状態では、生物に重大な結果が生じる可能性があるのです。

 

地球の高層大気でさえ問題を起こす

宇宙空間だけではなく 、重力と磁場が弱められている地球の上層大気でも、人体に影響が出ることがわかっています。

宇宙船やステーションでの宇宙での長期滞在は、循環系に悪影響を及ぼし、深刻な健康問題を引き起こす可能性があることが国際的な科学者グループにより見出されているのです。

ロシア科学アカデミーの生物医学問題研究所のイリナ・アルエロバ博士たちの研究グループは、国際宇宙ステーションで平均で約 6ヶ月を費やした宇宙飛行士たちの健康状態をチェックしました。

フライトの前と、ISS滞在 50日目と 150日目および帰還後 40日目に、頭部の血管の超音波検査を実施しましたが、その結果、7人の被験者たちが血流の停滞を示し、人によっては、頸静脈の血液が「逆流」している場合があったのです。そのうちの 2人は脳に血栓が見出されました。

頸静脈は、人体で最も大きな血管の1つであり、首、顔、脳への血液供給に関与しています。潜在的に肺に到達する可能性のある血栓は、特に軌道上では致命的な状態です。

科学者たちは、このような血流障害は重力の欠如に関連している可能性が最も高いと指摘しています。地球の重力は私たちの体のほぼすべてのプロセスを調節しているため、無重力状態は深刻なストレスを引き起こします。

まして深宇宙では、その影響は甚大です。

結局、地球の磁場圏を超えて、月に飛んだ人類は一人もいません。

地球の大気と磁気圏の外側では、生きている細胞は死滅します。

人類は地球上にしか生きられません。あるいは、人類が他の惑星に行くことができないように、私たちは作られているのかもしれません。

地球からの出口は人類にはないのです。

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