名古屋大学大学院理学研究科の 内橋 貴之 教授の研究グループは、物質・材料研究機構(NIMS)の 杉安 和憲 主幹研究員らとの共同研究で、高速原子間力顕微鏡 注1) 注2) (以下、高速 AFM )を用い、分子が自発的に集合するプロセス(自己組織化) をリアルタイムで観察することに成功しました。さらに、高速 AFM の探針 注1)によって分子集合体を分断するトップダウン的手法と、分子の自己組織化(ボトムアップ的手法)とを組み合わせ、まるで「手術」をするかのように、分子の集合体を分子レベルで操作・改変することに成功しました。分子の自己組織化を制御する新手法として、今後の材料創製研究に新たな展開をもたらすと期待されます。
この研究成果は、2018年10月26日付けドイツ化学専門誌「Angewandte Chemie International Edition(アンゲヴァンテ・ケミ-国際版)」のオンライン版(Early View) に公開されました。
この研究は、文部科学省科学研究費助成事業 新学術領域研究「動的秩序と機能」(http://seimei.ims.ac.jp/)、「ソフトクリスタル」(https://www.softcrystal.org/)及び「π 造形科学」(http://pi-figuration.jp/)、また、若手研究(A)「非平衡系を操る精密超分子重合」の支援のもとで行われたものです。
分子の自己組織化は、光合成を行うタンパク質複合体の合成や神経回路の発達など、自然界の様々な場面で重要な機能を持つ物質やシステムの構築に欠かせない現象として知られています。また、自己組織化は自発的なプロセスであるため、物質合成を省エネルギー化できる利点もあります。このため、人工の分子によって自己組織化現象を再現し、材料化学やナノテクノロジーに応用しようとする研究が活発に行われてきています。近年では、分子の自己組織化を精密に制御することで、望みどおりの形状(次元性)やサイズ(長さ・面積など)の分子集合体を合成できることが明らかになってきました。これは、理論研究と実験手法の双方の発展によって、分子の自己組織化メカニズムを深く理解できるようになったことによるものです。しかしながら、分子の自己組織化を分子レベルかつリアルタイムで捉えることは未だ非常に難く、本研究分野のさらなる進展を阻んでいました。
共同研究を行ったNIMSの研究チームは、これまでに図1に示したポルフィリン分子の誘導体(以下、ポルフィリン分子(1))の自己組織化について研究を進めてきました。この分子は、一旦、準安定状態注4)のナノメートルサイズの粒子状集合体を形成し、その後、徐々に時間をかけてファイバー(線維)状集合体へと形態変化することがわかっています。一方で、ファイバー状集合体を断片化して、ナノ粒子状集合体を混合すると、ファイバー状集合体の断片が「タネ」となって、ナノ粒子状集合体は速やかにファイバー状集合体へと形態変化することを以前に発見しています。これを「タネ重合」と呼びます。このように2段階で進行する自己組織化を利用することによって、分子集合体の長さを制御することに世界で初めて成功しています(2014年2月3日NIMS プレスリリース: http://www.nims.go.jp/news/press/2014/01/p201402030.html)。
図1 ポルフィリン分子(1)の自己組織化(Nature Chemistry, 2014, 6, 188-195).
今回、名古屋大学とNIMSは共同で、高速原子間力顕微鏡(以下、高速AFM)によって、分子(1)のタネ重合の様子をリアルタイムで観察することに成功しました。一般に、AFMによる観察は1フレームを撮影するのに数分~数十分程度の時間を要しますが、高速AFMは1ナノメートルの空間分解能をもつイメージを1フレームあたり最速100ミリ秒で撮影することが可能です。
高配向性熱分解グラファイト(HOPG)を基板として、その表面にタネとなるファイバー状集合体の断片を吸着させ、ナノ粒子状集合体の溶液を加えたところ、ファイバー状集合体が末端から伸びていく様子が観察されました(図2)。このとき、ファイバー状集合体は約12nm/秒の速さで成長することが明らかとなりました。本研究は、合成分子が自己組織化するプロセスをリアルタイムで観察した初めての例です。
図2高速AFMによるタネ重合の直接観察の模式図とAFM像.
次に、AFMの探針によってファイバー状集合体を分断したところ、分断箇所の両側からタネ重合が進行し、分断されたところが修復される過程を観察することに成功しました(図3)。非常に興味深いことに、この修復過程は、まるで分子自ら「試行錯誤」しながら進行し、最終的に分断箇所が連結されました(図3,56秒後のAFM像)。分子の自己組織化は、このように「エラー」を修正しながら最も安定な状態を形成されると考えられていましたが、その過程が動画で捉えられたのは今回が初めてです。
図3 分子集合体の分断と修復過程の観察.
研究チームは、このような発見をさらに推し進めて、分子集合体の構造改変にも取り組みました。図3の修復プロセスにおいて、分子(1)の代わりに異なる分子構造の分子(2)を用いたところ、分断箇所は分子(2)によって修復されました(図4)。すなわち、本手法によって、分子(1)の集合体の一部を分子(2)によって置き換えた「ブロック状構造体注5)」を合成することができました(図4左模式図の上から3段目)。分子(2)は化学修飾が可能なオレフィン部位注6)を有しています(図4右上参照)。このオレフィン部位を足がかりとして分子集合体を化学修飾することも可能です。
図4 分子の自己組織化と探針による操作を組み合わせた分子集合体の精密合成.
分子の自己組織化を分子レベルで望みどおりに操作・改変し、さらに、その過程のリアルタイム観察に成功した例は、本研究の他に前例がありません。高速AFMの探針によるトップダウン的手法と、分子の自己組織化に基づくボトムアップ的手法を組み合わせることによって、まるで「手術」をするかのように分子集合体を観察・操作・改変できることが実証されました。
1) 高速原子間力顕微鏡(高速AFM)
柔らかい板バネの先に付いた鋭い針の先端で試料に触れ、試料の表面形状を可視化する顕微鏡。針は探針と呼ばれ、これを試料の水平方向の相対位置を変えながら試料表面の高さを測定することにより、試料の表面形状を可視化する。溶液中、基板に吸着させた試料表面を高速(10フレーム/秒)でスキャンすることにより、試料の動きを可視化することができる。
2) 自己組織化
DNAの二重らせんやタンパク質の高次構造、生体二分子膜などに見られる、分子が自発的に組織化して特異な構造や機能を生み出す現象。ボトムアップ的に様々な機能システムを構築できるため、ナノテクノロジーや材料科学の分野で注目を集めている。
3) ポルフィリン分子
環状構造を持つ有機色素化合物。機能性分子として天然に広く存在する。例えば、酸素運搬を担うヘモグロビンや、光合成反応中心の光捕集系に見られる。ポルフィリン分子(1)の中央部分の環状ピロール4量体がポルフィリン骨格。
4) 準安定状態
真の安定状態ではないが、ある一定期間安定に存在できるような状態。ここで『一定期間』がどの程度長いかは問題としない。ダイヤモンドが準安定状態であって、グラファイトの方が安定であることは良く知られている。過冷却状態や過飽和状態も準安定状態の一種。
5) ブロック状構造体
2種類以上の分子から成る重合体で、同種の分子で形成される高分子鎖が、1本の鎖の中に結合している構造体を言う。
6) オレフィン部位
エチレン、プロピレン、ブタジエンなどの不飽和炭化水素が結合している部位のこと。
https://research-er.jp/articles/view/74885
記憶の「関連付け」を行うことでささいなことをキッカケに出来事全体を思い出せるようになる
https://gigazine.net/news/20181029-recalling-memory-context/
人間の知能が高いのは大脳皮質が大きいだけでなく「ニューロンの振る舞いが根本的に違う」から
https://gigazine.net/news/20181025-brain-unique-computing-power/
建築現場もAIロボットがこなしてくれる。人がやる仕事は想像以上に早くなくなっていくでしょう
天皇家に代々伝わる三種の神器に
「ヤーウェの光」という文字が!!!
今日の日曜コンタクト(ラエル氏が毎週日曜日に開かれるお話し会)で、アジア教育責任者のみちお氏が紹介していました。
...
三種の神器といっても冷蔵庫、洗濯機、テレビのことではありません(笑)
ぐぐってみると
鏡・玉・剣=八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣 のことで
その中の八咫鏡(やたのかがみ)の裏面にはヘブライ語で
「オールヤーウェ=光の神」と書かれてあるそうです。
そして「光の神」は「神の光」とも読めるわけで
「神の光」こそ、私たちがついさっきお会いしてきた
「ラエル」氏そのものの意味なのです!!
・・『「ラエル」は文字通りは「神の光」を意味しますが
正確には「エロヒムの光をもたらす者」あるいは「エロヒムの大使」という意味をもっています』→地球人は科学的に創造された 無料電子版P87より
自分はエロヒムメッセージは本当だと思ってこの活動に参加したわけですが、今回のようにメッセージの裏付けを発見すると何とも言えない厳かな気持ちになるし、改めてすごい人と一緒にいられることに感謝したくなります。
「ひとりがたり馬渕睦夫」#7 ディープステートの原点を探る
https://www.youtube.com/watch?v=xxC2giu1bjk
2018/10/22 に公開
<目次的な!>
・ブレット・カバノー最高裁判事就任の問題からディープ・ステートという問題を探る
・ブレット・カバノー(1965年 - ) 米連邦最高裁判所判事 性的暴行疑惑が起こり野党から糾弾されたが「賛成50 反対48」の賛成多数で承認され就任 なお最高裁判事の任期は終身である ・Will11月号 馬渕睦夫『地球見聞録』「トランプ降ろしの背後勢力ディープ・ステート」もお目通しください
・ディープステートとは「アメリカの真の支配者」のこと ・ディープステートの原点を探る ・時事問題の背景は、歴史問題を理解する必要あり
・アメリカ建国の精神・国体は、100年前(1912年)より変わってしまっている
・1912年の米国 <ウィルソン大統領就任の舞台裏に仕掛けあり>
・ウッドロウ・ウィルソン(1856年 - 1924年) 第28代米大統領(任期1913年 - 1921年) 第一次大戦終結(十四か条の平和原則)と国連創設に尽力しノーベル平和賞受賞・民主党
・パリ講和会議(ヴェルサイユ会議・1919年) 第一次大戦の講和会議のほか 国連創設へ向けた新体制構築へ向けて協議 日本は「人種的差別撤廃提案」を提案 11対5で賛成多数にもかかわらず 英米が強引に潰した
・ウィリアム・タフト 第27代米大統領(1909年 - 1913年) <サミュエル・ウンターマイヤーがウィルソン大統領を恫喝取引し、 ルイス・ブランダイスを最高裁判事に任命させた>
・サミュエル・ウンターマイヤー(1858年~1940年) 弁護士・法律家 米国財務省顧問を務める 米国ユダヤ人委員会委員長・米国ユダヤ人愛国者連盟会長など歴任 (Samuel Untermeyer ※アンターマイアーとも表記される)
・ルイス・ブランダイス(1856年 - 1941年) 弁護士・法律家 ユダヤ系最初の米国最高裁判所陪席判事 パレスチナにユダヤ国家を作る運動の先導者でもあった
・第一次世界大戦(1914年〜1917年11月11日) アメリカの参戦は1917年4月 敗戦国はドイツ、オーストリア=ハンガリー、オスマン帝国、ブルガリアなど
・“イギリスが、パレスチナにユダヤ国家をつくることに同意すれば アメリカは参戦する”というブランダイスらの米ユダヤ勢力の条件
・バルフォア宣言(1917年11月2日) 第一次大戦終了直前に英バルフォア外相から英ロスチャイルド卿(ユダヤ系貴族院議員)に送られた書簡 英政府の政シオニズム支持表明が記される
・現在の米最高裁判事の9名の人事は保守系5、リベラル系4で成立しているが、リベラル勢のうちユダヤ系は3人もいる
・リベラルとはユダヤ思想のこと、ディープステートのバックグラウンドである
・米ユダヤ系は、少数派(マイノリティ)なのに力がある理由とは?
「ひとりがたり馬渕睦夫」#8 ディープステートの正体とは?
https://www.youtube.com/watch?v=Z85BnnOPmZ4&t=974s
2018/10/26 に公開
<目次的な!>
・ディープステートの原点として、ルイス・ブランダイスをはじめとするユダヤ社会のことを前回はお話しました ・それは秘密でも都市伝説でも陰謀論でも無い、公言されている話
・『アメリカの社会主義者が日米戦争を仕組んだ』馬渕睦夫 2015年10月 KKベストセラーズ(読んでください!) ・現在の米支配階級(エリート/エスタブリッシュメント)はWASPではなくユダヤである ・WASP:White Anglo-Saxon Protestantの頭文字
・ズビグネフ・ブレジンスキー(1928年 - 2017年) ポーランド生まれの米政治学者。 キッシンジャー氏と並ぶ米外交のキーマン(ユダヤ系) ・『孤独な帝国アメリカ 世界の支配者か、リーダーか』 ズビグニュー・ブレジンスキー(2005年 朝日新聞社) ※原題「THE CHOICE」※邦訳されています ・彼らは米社会のWASPをどのようにして引きづり下ろしたか?上記著書に記載あり ・メディア、金融、司法、FBI、裁判所、弁護士、・・・・ディープステートに握られている機関
・ウィルソン大統領の時に作られた「広報委員会」に所属していた二人
・ウォーター・リップマン(1889年 - 1974年) ジャーナリスト・情報将校(第一次大戦時・心理戦に従事)著書に『世論』 ユダヤ系
・エドワード・バーネイズ(1891年 -1995年) 広報とプロパガンダの専門家 フロイト派心理学者。著書に『プロパガンダ』 ユダヤ系 ・「アメリカの民主主義は幻想だ」(by リップマン)
・「真の支配者は目に見えない」(by バーネイズ) ・アメリカは二大政党の国では無い、根は一つ
・ユダヤ社会がアメリカの実権を握るためにやったこととは? ・今のアメリカはユダヤ系の人たちの国家 ・トランプは決して孤立主義では無い(メディアが言っているだけ)
・トランプ大統領が言うアメリカファーストとは「各国ファースト」。それに同意する国と友好関係を進めている ・米メディアのトランプ叩きは異常、その背後にいるディープステート
・リベラルとは何か? ・アメリカを牛耳っているディープステートとはユダヤ社会=公言されている事実 ・「ディープステートから国民に政治を取り戻す」それがトランプの公約
・日本国民がよく知っておくべきこと ・日本国民の精神武装が今ほど必要な時は無い
船瀬図書館
週1日、2食抜くだけで薬より効くと医師が断言。
https://ameblo.jp/junzom/entry-12414767340.html
11℃/15℃、佐渡、暖房がいるようになってきた、紅葉がきれいです。